シアトルマクラノソウシ
春は木蓮。夏は舟。秋は珈琲。冬は雨。 シアトルだって、いとおかし。
アメリカ人になった友
アメリカ人と結婚してアメリカに住んでも、私はアメリカ人ではない。日本国パスポートの最初のページには、この人はうちの国民ですからよろしくね♡という日本政府からのお願い文もちゃんと入っている。

もし私がアメリカ人になりたければ、テストをパスした上に日本国籍を放棄しなくてはいけない。アメリカ人になることのメリットと言えば、選挙権があるとか、軍の仕事に就けるとか、母国の家族をアメリカに永住させられるとか。今のところ私にとって魅力的な条件はないので、特に考えたことはない。第一、日本人であることに誇りがあるからね。

外国人の友人が先日、アメリカ国籍を取得した。彼女の場合、家庭の事情でやむを得ずアメリカ人になることに決めたんだそう。市民権授与セレモニーから戻った彼女は、記念品はこれだったわと、マラソン大会の沿道の人たちが振るような、木の棒に布切れをのり付けしただけのお粗末な星条旗をヒラヒラ振ってみせた。彼女によると、セレモニーでは国歌を斉唱し、大統領のビデオを見て、愛国心とは何かを教えられたらしい。ブッシュさんのビデオか〜‥‥歴代の大統領で、公式の場でマジメに話した言葉が1冊のユーモア本になっちゃうような前代未聞の人だから、さぞかし楽しいビデオだったことでしょう。友よ、たくましく生きてね‥‥

キミも♪今日から〜は♪ぼ〜く〜らの〜な〜か〜ま♪by青い三角定規

おっと、追記。画面トップのカセット、日替わりで適当な曲を入れていくので、気分転換にどーぞ。キッチンからの眺めは、シアトル郊外の親戚のおうちのものです。春には一面チューリップになるんだよ。
【2008/05/31 10:25】 未分類 | トラックバック(0) | コメント(6) |
昨日思ったこと
昨日アナウンサーの女性が亡くなったニュースを見て最初驚いたけど、彼女がフリーになってからの発言や映像を見るうちに、正直、ああ、なるほどと思った。

いい子ちゃん&ふしぎちゃん路線をたどって来た、というか、たどらざるを得なかった時期のある私としては、そういう意味では彼女の葛藤、もろさがちょっとだけわかる気がするんだ。自分の資質と理想の区別がつかなくなったり、周りの期待を自分の期待と勘違いしたり。20代はそういう年なんだと思う。華やかな場所にいればいるほど心が壊れそうになる感覚も。

そういうときに思い切ってサボることは、心のバランスをとるために必要なこと。私がいなくても世界はまわるもんね。でも、この考え方をしづらいのが、公に顔を出す職業の人々なんだろうな。自分がサボることによって周りに与える影響の大きさを考えると、確かに躊躇するかも。でもそれだって、本当に休んだときには代役がどっかから現れてくれるんだけど。その証拠に、彼女が亡くなった後でも番組は続いていくというのは、皮肉なものだね。

そういえば彼女のブログも話題になっていた。私にとってブログは、もともと文章を書くことが好きなのと、遠く離れた友人たちとの接点を感じていられる場なので、本当に心の支えになっている。あえてあちこちに宣伝しないでいるのも、リアリティのない友人はあまりほしくないと思っているから。理由は、知らない人は心配というのではなく、面識がない人に対して私自身が親身なやりとりができないから。意地悪な言い方だけど、画面に言葉を残すことなんてホント簡単、5秒でできる。「それは大変、がんばって!」「だいじょうぶ?」‥‥お菓子食べながらだってできる。もちろん知らない人同士でもマナーがあれば、まともなコミュニケーションは可能だけどね‥‥

心が弱っているときに、良い部分だけをみてファンになっている人たちからいくら励まされても、本当の私をわかってくれる人は誰もいないと考えてしまうのは当然のことかと。難しいところだね、ブログ‥‥
【2008/05/28 03:58】 未分類 | トラックバック(0) | コメント(6) |
赤ちゃんづくし
私と同じ年齢の友人が息子さんの1歳の誕生日パーティーを開くというので、郊外にあるお宅にお邪魔してきた。
予想通り、たくさんの赤ちゃんが集合。ママにとっては当たり前なんだろうけど、子供がいない私にとっては「へ〜」と驚くような赤ちゃんの行動の数々‥‥たとえば、まだ歩けない子でも、周りの状況をしっかり目を見開いて逐一追っている。こうやってどんどん情報をインプットしていくのねえ。空き容量がたくさんあってうらやましいわ‥‥



友人はカザフスタン出身なので、今日はロシア&カザフの人々が集まった。カザフスタンはアジアとヨーロッパの血を引いている人も多いため、私をみてカザフ人と思う人も多かったよう。日本人であることを告げると、ひとりの女性が「私はロシアのハバロフスク出身で、おばあちゃんは北海道のアイヌなのよ」なるほど、地図をみればハバロフスクは北海道の左上だもんね。それにしても札幌に住んでいた頃、というか日本に住んでいた頃、どうして海をちょっと渡っただけの隣国にほとんど関心がなくて、遠く離れた国のことばかり興味を持ったんだろう?せっかく簡単に訪れることのできるチャンスだったのになあ。今じゃロシアも台湾もベトナムも、ここからじゃ遠いよ〜。


そして、まわりのパパママからやっぱり聞かれた「あなたたち、赤ちゃんの予定は?」まあ、そうだろうねえ。

仮に今妊娠したら、カレッジと仕事でかいている冷や汗が胎内にも蓄積して、挙動不審な赤ちゃんが産まれそうだもんなあ‥‥でも、できることならそう遠くない将来に親になりたいもんだ。正直、今のところ赤ちゃんそのものは大して好きでも嫌いでもない。興味があることといえば、子供の成長過程で私自身がどう変わるか。これ本音だけど、ダメかな?子育てを実際に体験してこそ、自分自身の親への気持ちも変わると思うしね。まあ、いろんな生き方があるから、子供がいない人生なんてダメだと言うつもりは全然ないけれど、もしいたら、世界が変わることは間違いないね。
【2008/05/25 15:45】 未分類 | トラックバック(0) | コメント(8) |
地震
先日中国で発生した大地震は、アメリカでもトップニュースとしてとりあげられた。テレビや新聞、ネットで繰り返し報道される死者数、行方不明者数、奇跡の生還劇、遺書の内容‥‥

でも、結局私にわかったのは、どんなに多くの情報を得ても他人の痛みを理解するのは相当難しい、たぶん無理だということ。

たとえば、崩れた建物の横で子供を捜して泣き叫ぶ父親の写真を見れば、かわいい我が子がどこかで苦しんでいることを思って泣いているのだろうと解釈する。でも、割れたコンクリートの感触、立ちこめるにおい、救助隊の足音、そういうものひとつひとつが、この写真の父親の気持ちにどんな影響を与えているかまでは、私たちにはわからないし、わかったところで何もしてあげられないもの。

そんなことを考えながら歩いていると、カレッジの中で中国人学生たちが募金活動をしている場面に遭遇。今の私にできることはこれくらいしかないので、少額ながらも箱に入れると、学生たちはお礼にと手作りのお菓子を何種類も出してくれた。明らかに私が寄付したお金よりも材料費の方が上で、申し訳なくなりながらも、マーライカオをいただいた。

一刻も早く、離ればなれになった人々が再会できることを祈るのみ。
【2008/05/21 12:56】 未分類 | トラックバック(0) | コメント(4) |
チーズばんざい
土曜日は汗だくになりながら海岸や森を探検し、しめくくりに巨大ナメクジに遭遇するという何とも思い出深い?一日だった。

翌日の日曜日は暑いというほどでもなく、普通にいいお天気。これならチーズも美味しく食べられる!というわけで行ってきましたチーズフェスティバル。



お目当ては、当然試食!ワシントン州だけでなく世界中からやってきた何百種類とも言われるチーズをタダで片っ端から試せる、夢のようなイベント。そしてかなり大きめにカットして振る舞ってくれるので、結構お腹にたまる。アメリカ産のチーズは、ヨーロッパに比べてクセは少ないけど、面白いフレーバーが多いのが特徴。しかも、よくまとまっている。たとえば、カプチーノラベンダー味。デザート用ではなく、しっかりしたセミハードチーズ。噛みしめるとほんのりコーヒー&花の香りが漂う、おしゃれな味だった。





今回、チーズオタクな私の心をつかんだのが、濃い黄色をしたカマンベール、同じく濃い黄色をしたモツァレラ、そしてスモークの香りがついたブルーチーズ。もちろん全部試食。うわー、おーいーしーいー!できることなら片っ端から買い占めたいところだけど、まあ大人の事情がありまして、ダンナと相談の結果これを購入。おとなりオレゴンのチーズ屋さんが作ってるのね。ラベルを良く読むといろいろな賞を受賞しているらしい。特別な日のために大事に取っておこうっと。



さて、帰る前に市場の花屋をチェック。今の時期だけ売ってる花、それはライラック!近所の庭にたくさん咲いてるけど、枝を盗む訳にはいかないからさ‥‥部屋に飾るとさわやかな香りでいっぱいになったよ。これぞ天然アロマセラピーだね。これで来週も頑張ろうという気になれたのだった。


【2008/05/20 14:20】 未分類 | トラックバック(0) | コメント(6) |


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