シアトルマクラノソウシ
春は木蓮。夏は舟。秋は珈琲。冬は雨。 シアトルだって、いとおかし。
きものか〜
きものが好き。と書くと成金セレブみたいに聞こえてしまうけれど、誤解のないように。昭和初期のおっかさんをイメージしてね。

次元はぜーーんぜん違うけど、節子・クロソフスカ・ド・ローラさんみたいに日常着として気軽に着れたらいいなあ、と本当は思う。きものは気分がしゃきっとするし、立ち振る舞いも自然と美しくなるし。でも現実はきびしい。節子さんのように、ヨーロッパのお城に住んでコックを連れてバカンスに出かける身分ならきもので庭仕事をして泥がついても、すぐに日本の職人に送って洗いばりをしてもらえるだろう。そして「今度日本に帰国した際には銀座の○○○さんで帯締めを求め、京都の長襦袢屋○○○さんで翡翠色のものをあつらえてみたいと思っております」などと言える。しかし、現実世界、しかも呉服屋が近くにない外国に住む私の場合は自分で洗えるきものであることが条件で、本来ならきものの丈にあわせてあつらえる襦袢もいちいち作れるわけがないので、袖や襟をテープやスナップで長さ調節できるものが必要となる。ちなみにポリエステルのきものだと数千円から売ってるのだ。普通の洋服と同じ感覚でそろえられるよ。

きものとの出会いは、アメリカに引っ越すことが決まったとき、一人できものや浴衣が着れないと困るという理由で通った着付け教室だった。習っている間は自然と練習ついでにきもので過ごす時間が多くなった。地味な柄のカジュアルきものに半幅帯で近所の小さな商店街にかいものかごをさげていったり、桜色の帯揚げを選んで花見に行ったり、紬で普通に家事をした。きものでたすきがけをすると何だか気合いが入ってはかどるから不思議。寒い台所でもあったかく過ごせるのもいいところだった。住んでいたアパートが城下町仙台の、しかも昭和のにおいプンプンの古い純和風だったので、自分が戦前のおっかさんになったみたいな気がしたものだ。

その頃に着始めたのが、これ。


現在ではおばあちゃんたちだけが愛用していると思われるガーゼ寝間着。この柄、懐かしい感じでしょ?長年着ているのでクタクタになってるけど、使うほど柔らかくなじむ。ダンナもこの着心地にすっかりファンになり、二人そろって何年も使ってる。興味があるという奇特な方は、スーパーの「肌着売り場」へどうぞ。ランジェリーショップではまず売ってません‥‥
【2008/01/28 06:32】 未分類 | トラックバック(0) | コメント(8) |
サムライくんありがとう
一週間の中で最もややこしい授業は金曜日。クラスメイトたちも口を揃えて「このカレッジに来て初めて金曜日が嫌いになった」と言う。確かに、週末の開放感とはほど遠いこってりした内容。

そんな中、縁あって他のクラスにいる日本人留学生クンと組むことになった。覚えの悪いオバさんをあたたかくフォローしてくれるのはさすがサムライの血を引く日本男児。人の情けというものをわかってらっしゃる!

なんとか無事にプレゼン終了後、サムライくんとしばし歓談。彼の情報によると、何とカレッジ横のホール内に「ピアノが自由に弾ける個室」があるという。行ってみると確かに5部屋のピアノルームがあり、ほぼ満室だった。面白いことに、どの部屋もアジア系の人が練習中。アジア人はピアノ好きなのか?

ピアノなんて何年ぶりだろう?高校以来すっかりご無沙汰。いつかまたきちんと弾きたいなあと思っていたところだったので、突如目の前に現れた本物の鍵盤にすっかり舞い上がっちゃったよ。

でも20年まともな練習をしていなかったので、当たり前だけど指の筋肉は衰えてタッチのコントロールは悪くなってるし、第一、弾ける曲のレパートリーがすっからかん‥‥でも、久々に重い鍵盤を押すのが楽しくて楽しくて、気がついたらご飯支度の時間になっていた。かえりたくないー

サムライくんの奏でる美しい「菊次郎の夏」に耳をかたむけながら、私もこれを機会にピアノを再開しよう!と誓ったのでした。

余談ですが、ピアノが弾ける男性、ポイント1000点アップですよ。


【2008/01/26 13:30】 未分類 | トラックバック(0) | コメント(6) |
仮病じゃないよ〜
決して仮病ではないんだよ。
昨夜仕事を終えて帰る頃から、またまた頭痛くて気持ち悪くなって散々な目にあった。ネットでいろいろ調べたら、どうやら私は「偏頭痛持ち」というカテゴリーに属する人間らしい。そういえば5年ほど前からちょくちょくこういうことはあったんだった。当時は二日酔いとか夏バテが理由だと思い込んでたけど、どうやら違うのね。

今朝はだいぶ良くなっていたけれど、昨晩カレッジの先生に「先週に引き続き、またまた具合悪くて死にそうです。明日行けるかわかりません。課題、あとで出してもいいですか〜〜〜」というメールを送ってしまった&「わかったわ!お大事にね」という返信を受け取ったので、今朝は休む気まんまん、ほとんど回復したというのに家にいる。「学校行けるんじゃない?」と不審な表情のダンナを無理矢理送り出し、カメイソロクにも「なんだ元気そうじゃん」という目つきをされ、いたたまれない私。仕事だったら話は別、這ってでも行くんだけどな。勉強は自分にしか迷惑がかからないからつい‥‥言い訳ですね、はい。

それはさておき、最近のシアトルは異常?気象。天気が良すぎる。寒いけどね。青空を連日見られるなんて信じられないよ。

私の住んでるマグノリアという場所は丘の上なので、晴れた日はいろんな景色が見える。生まれ育った場所が緑豊かだったせいか、今でも周りに山が見えると安心する。東京に住んでた頃、どんなに遠くをながめてもまっすぐな地平線しかみえない関東平野はなんだか落ち着かなかったなあ。

マグノリアの南方向にはエリオット湾をはさんでレーニエ山が見える。富士山をひとまわり大きくした感じ。この山が見える日は良い一日になりそうな気がする、不思議な山。


西を向くと、ピュージェットサウンドという海をはさんでオリンピック山脈が見える。世界遺産に指定されている自然豊かな国立公園。


北を向くと、ワシントン州とカナダの国境にあるベーカー山が。いつ見ても全体が真っ白でちょっとまるっこいので、巨大なアイスクリームかパンナコッタみたいな山。写真とるの忘れちゃったので後日アップします。

最後に東を向くと、カスケード山脈。よく見るとスキー場が見える。ああ、行きたいなあ。


私はこれら4つをまとめて四天王マウンテンズと呼んでます。思いっきりルー語でしょ。
【2008/01/25 03:34】 未分類 | トラックバック(0) | コメント(5) |
節約料理その2
仕事終了3分前、突然の停電。でも、暗闇より、驚いた人々の叫び声の方が怖かったよ‥‥
手探りで携帯を探しだして懐中電灯代わりに。携帯って、小さいくせに明るいもんだねえ。
ファックスを流していた人は電源が落ちて怒り心頭、仕事帰りに隣のスーパーで買い物する予定だった人は、突然の閉店で今夜のおかずに困ってる。どうせ停電するなら、あと15分待ってほしかったわ。
外を見ると、まわりの信号も真っ暗。でも、まんまるお月さんのおかげで何とか停電エリアから脱出できたよ。昨日と今日は、すごく寒いけどすっきり晴れて朝晩ともにいい天気なのだ。久々に見渡せたレーニエ山も真っ白だったし。

先日に引き続き、節約料理第二弾。キャベツまるごと使います。
キャベツの芯に包丁を入れて一枚ずつはがしておき、それをちぎって鍋底に敷き詰め、スライスしたソーセージ(あるいはベーコン)を適当にポンポン。その上からまたキャベツを敷き、またソーセージ、ってな感じで交互に重ねます。これくらいこんもりしてても大丈夫。ふたが重いとしっかり押さえられるので浮いてきません。


ほーんのちょっとだけ水を加えてスープの素をぱらぱら散らし、しばらくグツグツ。
あけてみるとこんなにかさが減ってる。キャベツ1個ってこんなにちょっとなんだ〜


リンゴ酢を振り、しばらく火を通して酸味を飛ばしたらこしょうをふってできあがり。簡単すぎてクックパッドにのせるにも気が引ける。そのまま食べても良いし、お湯でのばしてスープっぽくしてもいける。食物繊維をがっつりとりたい方はどーぞ。
【2008/01/22 17:04】 未分類 | トラックバック(0) | コメント(5) |
骨まで愛して♪
アメリカでは肉が激安なので魚が高く感じる。よって我が家では魚を使う日=ちょっといいご飯、という位置づけ。
しかしある日、スーパーの魚売り場の隅っこでとんでもないものを発見した。
かたまり肉に慣れているアメリカ人、魚をおろすときも、大きくとれる肉厚な部分以外はあまり興味がないみたい。サーモンの骨身がてんこもりでパックにつめられて150円くらいで売っているじゃないか!!!あわててカゴに放り込む私。競争相手はゼロなのに‥‥ついでに、まぐろの切れ端も同じような扱いで、パックにぎゅうぎゅう詰められて売られていた‥‥シマシマのかたい筋が入った部分は生で食べるには敬遠されるようだけど、その筋はコラーゲンなので火を通せばとたんにもっちりやわらか〜くなるってことを知らんのだな。じゃ、いただきー。ニンニクとともに表面をさっと焼いて、醤油とビネガーをまわしかけたら最上級の味に変身なのだ。

さて先ほどの鮭の骨身に塩をふり、オーブンで焼いてみた。脂がじゅーじゅー言ってるよ。


焼き上がったらお箸で身をとりはずしてほぐす。鮭フレークは瓶詰めで売ってるけど高いからね。手間はちょっとかかるけど、楽しい作業。


どんぶりにご飯をもり、ごま油と塩味がきいた韓国海苔をちぎって、鰹節をかけて醤油をさっとかけ、その上から甘めに味付けした炒り卵、ほうれん草炒め、そしてできたて鮭フレークをてんこもり!これはくせになる美味しさだよ。ぜひお試しを!

【2008/01/20 17:26】 未分類 | トラックバック(0) | コメント(8) |


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