シアトルマクラノソウシ
春は木蓮。夏は舟。秋は珈琲。冬は雨。 シアトルだって、いとおかし。
カメムシ草
最新の目覚まし時計は、音ではなくて光で起こしてくれるらしい。まわりが明るくなるので自然に目が覚める仕組みなんだとか。

そんな便利なものは持ち合わせていない我が家の朝は、ラジオが突然鳴るところから始まる。おっさんの黙々としゃべる声に起こされる朝もあれば、70年代ロックのシャウトで飛び起きる朝もある。日当たりの悪い寝室なので、自然なお目覚めは期待できないのだ。ましてや天気の悪い最近は、ますます起きられない。一方カメイソロクは、毎日必ず7時半に起き、周りがどんなにうるさかろうと9時きっかりに寝る。ヤツはきっとA型だ。

日照時間がだんだん短くなってきて、ベランダの植物もくたびれ始めた。トマトは固い緑色の実をぶらさげたままだし、豆はツルばかりが伸びていく。元気なのはフクシアの花くらいだ。

夏の間に雑草のような勢いで成長し、切っても切ってもワサワサ生い茂って手に負えなかったシラントロも、ようやくおとなしくなった。この植物、いろんな呼び方があるので困ってしまうが、日本ではパクチーとかシャンツァイ(香菜)とか言ってるはず。コリアンダーとも言う。アジア系の料理の上によく乗っていて、その独特のにおいが好き嫌いのわかれるところだ。人によっては「カメムシ」なんて呼ぶ人も・・・私はこのヘンな葉っぱを大好きになってしまった人間なので、よりフレッシュなものを求めてベランダ栽培を始めたのだった。

そして秋。枯れた葉っぱの陰にたくさん種をつけているのを発見した。小さな茶色いツブツブは、そのまま料理に入れてフレーバーをつけてもいいし、挽いても良い。葉っぱの強烈なにおいとは違った、甘くてエキゾチックな香り。よく乾燥させてからビンに入れて保存。またひとつ、夏の名残を冬に開ける楽しみが増えた。





【2007/09/19 01:31】 未分類 | トラックバック(0) | コメント(4) |


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