シアトルマクラノソウシ
春は木蓮。夏は舟。秋は珈琲。冬は雨。 シアトルだって、いとおかし。
時代
終戦から62年目。

おじいちゃんが今の私よりもずっと若かった頃の写真がある。

どういう状況で撮られたものかはわからないけど、国家に命を尽くせと教育されていた人々とは思えないくらい、のどかな写真だ。

一方で、戦地へ赴く前に彼が残した遺書は、雰囲気が全く違う。結婚して間もない妻へ、小さな子供へ、まだ見ぬおなかの子供へ、そして両親、兄弟へ。その文章の中に泣き言はなく、感謝と、身辺整理のお願いと、激励の言葉が筆文字でびっしりと書かれていた。そして、お国のために戦えるのは喜ばしいことだと、自分に言い聞かせるような一文。







眼鏡をかけて、タバコやラケットを手にしていちいちポーズをとってるのがおじいちゃん。その血はしっかり私に引き継がれている・・・

戦いのない世界、そんなものは夢物語なのだろうか。


【2007/08/15 02:00】 日本 | トラックバック(0) | コメント(7) |


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